ざっくりと挙げてみると・・・
- 布製か紙製か?
- 何層構造か?
- デザインは?
- サイズは?
選び方が分からずに悩んでしまうのも当然です。
ただ、これだけの選択肢があるからこそ、
選び方さえ分かれば、
我が子にピッタリのトレーニングパンツに
出会うことができるはずなんです!
子どもに合ったトレーニングパンツは、
トイレトレーニングを手助けしてくれる
ありがたい存在となってくれるはずですよ!
たくさんの子どもたちのトイレトレーニングを見守ってきた中で分かった
我が子にピッタリのトレーニングパンツの選び方を解説していきます!
目次
トレーニングパンツとは?
まず、一般的なトレーニングパンツとは、布製でパンツの形状をしていながらも、おしっこが漏れにくい厚手の構造や素材になっているもののことを言います。
リンク
最近では、紙おむつメーカーが出しているトレーニングパンツもありますが、
こちらは紙製で使い捨てするタイプなので、上で紹介した布製のものとは別物です。
リンク
トイレトレーニングの時期に使われることが多いため、ちょうどおむつとパンツの間の位置づけと考えてもらうとわかりやすいかもしれませんね!
まさに、おむつとパンツの良いとこ取り!ととらえることもできます!
トレーニングパンツの素材
上記で触れたとおり、トレーニングパンツは、綿やポリエステル、ポリウレタンのような布製が一般的。
ですが、紙製のトレーニングパンツも、
使い方次第ではトイレトレーニングで大活躍してくれることもあるんですよ!
布製のトレーニングパンツの特徴
布製のトレーニングパンツは、通常のパンツよりも漏れにくい構造や素材になっているのが特徴です。布製のトレーニングパンツの構造としては、
- 3層
- 4層
- 6層
- 吊り下げ式
それぞれの構造について解説すると・・・
「〇層トレーニングパンツ」とは?
まず、3層・4層・6層というのは、おしっこを吸収する部分の構造のこと!層の数が大きくなるほど漏れにくくなるのが特徴です。
ただ、分厚くなるほど通気性が悪くなり、蒸れやすくなるというデメリットも。
それだけでなく、お洗濯をしたときに乾きにくくなるというのも困りものです。
吊り式のトレーニングパンツとは?
そんなトレーニングパンツの乾きにくさを解消するのが、吊り式という構造です。リンク
図のように、おしっこを吸収する部分を中から引き出して広げて干せるようになっているんです!
部屋干し派や日干し派の人には嬉しい機能ですよね?
布製のトレーニングパンツの使用感は?
トレーニングパンツは漏れにくいとはいえ、布製な訳ですから、ズボンが濡れるだけではなく、床やソファが濡れてしまうこともよくあります。
また、漏れにくい撥水素材が使われている場合は、確かに漏れにくいのですが、
パンツを脱がした時に大洪水で、パンツからおしっこがこぼれ落ちてしまうことがよくありました。
実際に使い比べてみたところ、漏れにくさという面では、
紙製のトレーニングパンツの方が優れているという印象でした・・・
紙製のトレーニングパンツの特徴
紙製のトレーニングパンツの見た目はパンツタイプの紙おむつとさほど変わりません。ですが、実際に履いている子どもの使用感は大きく異なるようです。
紙製のトレーニングパンツとは?
布製のトレーニングパンツとの大きな違いというのが、あえておしっこが出た時に不快感が残るように作られているということ!
最近の紙おむつはとにかく品質が良いため、
おしっこが出てしまっても、軽くてサラサラで履き心地も良くて、まさに快適そのもの。
ただ、この快適さが故に、子どもが「トイレでおしっこをしたい!」
と思うきっかけを奪ってしまっているという側面もあるのです。
そのデメリットを解消するために作られたのが紙製のトレーニングパンツで、
おしっこのあとの不快感をあえて残すことで、
トイレトレーニングのきっかけとなるように考えられています。
紙製のトレーニングパンツの使用感は?
紙製のトレーニングパンツは布製のものと比べると、使い捨てできて漏れにくいため、おしっこをしてしまったときの掃除や洗濯の負担が少ないところが大きなメリットです!
ただ、紙おむつに比べると、おしっこが蒸れたり漏れたりしやすい面も!
使用感としては、1回おしっこをしたらパンパンになってしまいます。
それを交換せずにそのままにしていると、
漏れるというほどではなくとも、ちょっとズボンが湿ってしまうということはよくありました・・・
トレーニングパンツの選び方
ここからは、- サイズ
- デザイン
- 素材(紙製か布製か?)
- 構造(何層になっているか?)
トレーニングパンツのサイズの選び方は?
トレーニングパンツは袋や箱に詰めて売られていることが多いため、試着をしたり、広げてサイズ感を確認したりしたうえで購入することが難しいもの。
洋服とは異なる独特の素材感とサイズ感となりますので、選び方にもコツがあるようです。
トレーニングパンツのサイズと素材感のポイント
まずトレーニングパンツのサイズ感と素材感の特徴として頭に入れておきたいのは・・・- ウエスト部分は伸縮性がある!
- 太もも周りは伸縮性がイマイチ!
- 生地自体の伸縮性もイマイチ!
ウエスト部分と太もも周りのゴムの伸縮性がかなり異なるということ!
太もも周りからのおしっこの漏れを防ぐためもあるのか、あまり伸縮性のない構造となっています。
さらに太もも周りはおしっこを吸収するために層構造となっており、生地自体の伸縮性もあまりないため、注意が必要です。
通常の子ども用パンツに比べると全体的に伸縮性がないため、注意が必要です!
太もも周りが太い子はワンサイズUPを!
- 細身のズボンやデニムだと太ももが入らない・・・
- 他の子と比べてなんだか体格がいい気がする・・・
ほっそりしている子はワンサイズDOWNを!
- 全体的に痩せているような気がする・・・
- そのせいか身長が高く見られがち・・・
- いつものサイズのズボンを買ったのに、ウエストが大きすぎてはけないことがある・・・
さらに個人的な経験をお話しすると・・・
うちの子は全体的に細身で洋服のサイズは100センチ。
90センチのトレーニングパンツが窮屈になってきたので、思い切って100センチを購入してみたところ、
やはり太もも周りはブカブカでした・・・きっと95センチがジャストサイズだったはず!
とはいえ履けないことはないので、大きめですがそのまま履いています!
ウエストゴムには伸縮性があるため、多少の融通はききます!
なので、太もも周りを基準に選んであげるといいですよ!
トレーニングパンツのデザインの選び方は?
トレーニングパンツにはかわいらしいデザインのものがたくさんあります。さらに、子どもたちの大好きなキャラクターのものも豊富なので、
子どもが履きたくなるデザインのものを選ぶことがベストだと個人的には思います。
子どもの大好きなデザインを!
トイレトレーニングを進めるためには、子どものやる気を高めることが大事!お気に入りのパンツで取り組めるようにしてあげることをおすすめします!
お気に入りのパンツをはいていると、やはり嬉しいもの。
逆におしっこで濡れてしまうと、悲しくなってしまうものです。
「大好きな新幹線のパンツがおしっこで濡れちゃった~(泣)
脱いでお洗濯してあげないと~!!」
脱いでお洗濯してあげないと~!!」
「次は濡れないようにトイレに行こう!」と思うきっかけになることもあるみたい!
そんなお気に入りのパンツとの経験が子どもを成長させてくれるのではないでしょうか?
子どもの目線から絵が見えるデザインを!
トレーニングパンツのおしりの部分にかわいらしいイラストの入ったものをよく見かけます。親目線で言うと、後姿がなんとも可愛らしくてたまらないのですが、子ども目線からするとどうでしょうか?
実はトレーニングパンツのおしりにあるイラストは、
- パンツをはくとき・・・
- 履いているとき・・・
そんな理由から、
- 前にイラストがついているもの
- パンツ全体に柄が入っているもの
ただ実際には、おしりの方にイラストがあるトレーニングパンツが多いんですよね・・・・
実は私も妥協をして、おしりにイラストがあるものを選ぶこともよくあります・・・
トレーニングパンツのデザインは、子ども自身が好きな柄がよく見えるようなものがおすすめです!
お悩み別★トレーニングパンツの素材の選び方のポイント!
布製と紙製のトレーニングパンツの説明は上でしたとおり!こちらでは、それぞれの素材がどのような場面で活躍してくれるかについて紹介していきます。
布製のトレーニングパンツの選び方
トイレトレーニングを進める中で以下のような場面に出くわすことがあります。- 紙製のトレーニングパンツに慣れてきた!
- 本格的にトイレトレーニングを始めたい!
- 紙おむつや紙製のトレーニングパンツでは蒸れるのが心配・・・
- 外出するときに普通のパンツではちょっと不安・・・
- 紙おむつや紙製のトレーニングパンツを嫌がるとき・・・
- 普通のパンツを嫌がるときに・・・
- 普通のパンツにするにはまだ漏らすことが多いと感じるとき・・・
- トイレに間に合わずにちょびっと漏れが気になるときに・・・
- 幼稚園はパンツで登園する決まりだけど、普通のパンツだとちょっと心配・・・
紙製のトレーニングパンツの選び方
一方で次のような場面では、紙製のトレーニングパンツが活躍してくれます!- トイレトレーニングを母子ともに負担にならないことから始めたい!
- トイレトレーニングを中断しているとき・・・
- 布製のパンツをはくのを嫌がるときに・・・
- トイレトレーニングの前段階としておしっこが出る感覚をつかんでほしいとき
- トイレトレーニング中ではあるが、掃除や洗濯をする余裕がないときに
- 外出するときは布製のパンツだと不安なときに
- 布製のトレーニングパンツにしてみたけど、漏らす頻度がまだ多すぎるときに!
- おもらしが多すぎて、子どもの心が折れてしまったときに・・・
そんなときにひと休みするためのツールとして、
紙製のトレーニングパンツを選んでみることをおすすめします!
トレーニングパンツの構造と選び方のポイント
前でも説明しましたが、トレーニングパンツの構造としてよく見聞きするのが以下のワード!- 3層または4層(薄手のトレーニングパンツ)
- 6層(厚手のトレーニングパンツ)
- 吊り下げ式
3層または4層(薄手)のトレーニングパンツの選び方
薄手のトレーニングパンツは、トイレトレーニングの中でのこのような場面で使うのがおすすめです!- 通気性のいい蒸れにくいトレーニングパンツを選びたい!
- トイレトレーニング中に家で過ごすとき
- トイレトレーニング中で洗濯や掃除をする余裕があるときに
- 普通のパンツではちょびっと漏れが不安なとき
- 天候的に厚手のトレーニングパンツが乾きにくい時に
- おむつや紙製のトレーニングパンツ、厚手のトレーニングパンツを嫌がるときに
- 普通のパンツで登園するのが不安なときに
- 天候や体調でトイレが近くなりがちでパンツだと不安なときに
- 普通のパンツをはく前段階として
ちなみに我が家でも、薄手のトレーニングパンツをメインに使っています!
6層(厚手)のトレーニングパンツの選び方
厚手のトレーニングパンツは、トイレトレーニングの初期の段階で使うことをおすすめします!具体的には・・・
- 布製パンツデビューに!
- トイレトレーニングを本格的に始めたい!
- お出かけの時に薄手のトレーニングパンツだと不安なときに!
- 涼しくて蒸れにくい時期に!
- 洗濯物が乾きやすい時期に!
- 洗濯の乾燥設備が整っているご家庭に!
- おもらしの頻度が多い時期に!
- おもらしでの掃除の負担を減らしたいときに!
- 落ち着いて着替えができる場面で!
お風呂場など濡れたり汚れたりしてもいい場所で落ち着いて着替えられるときの方が安心だということ!
厚手のトレーニングパンツにたくさんおしっこを漏らしてしまって、
脱ぐ際におしっこがトレーニングパンツからこぼれ落ちてしまうことがあるんです。
厚手のトレーニングパンツは吸水性があるとはいえ、完全な防水というわけではありません。
なので、選び方としても、あまり過信しすぎないようにした方が無難だと思われます。
吊り式のトレーニングパンツの選び方
吊り下げ式のトレーニングパンツはこんな方に使ってもらいたい商品です!- お洗濯は自然乾燥派
- お洗濯は部屋干し派
- お洗濯は日干し派
- 洗濯乾燥機を使うと縮むのが心配・・・
- 洗い替えの枚数を最小限にしたい!
そのため、できれば洗い替え用に多めに用意しておきたいもの。
さらに、トレーニングパンツ自体が乾きにくいとなると、より多くの洗い替え用のパンツが必要になってきます。
吊り式のトレーニングパンツはそんなお洗濯の悩みを解消してくれるため、
洗い替え用のパンツの枚数も最小限にすることができるのです。
選び方としては、トイレトレーニング中のお洗濯やパンツの枚数が増えることがネック!
という方におすすめします。
トレーニングパンツの選び方次第でトイトレが進むことも!
トイレトレーニングを進める中で、なんだか上手くいかない・・・
という場面はよくありますよね?例えば・・・
- トイレトレーニングを始めたけれど、なかなか進まない・・・・
- トイレトレーニングがうまくいかず、母子ともに心が折れそう・・・
- トレーニングパンツで子どものモチベーションをUPしたい!
トレーニングパンツの選び方を見直すのも効果的な方法です!
特にトイレトレーニングの時期はトレーニングパンツはいくらあっても困りません。
だからといって、一気に多くの枚数を購入するのではなく、
タイミングを見ながら子どもに合った新しいトレーニングパンツを
少しずつ買い足していくと、モチベーションを維持するのに効果的です。
また、トイレトレーニングに時期は、紙おむつだってまだまだ必要な時期!
紙おむつの代わりに紙製のトレーニングパンツを取り入れるのもいいですね!
子ども自身がトイレトレーニングに子どもが嫌になったり飽きてしまったりしないよう、
トレーニングパンツの選び方を見直しつつ、
あの手この手でモチベーションをUPしてあげながら、進めていきたいものですね!